そういえばまだ感想書いてなかったので...マーロウシリーズは原作小説全て揃えるくらい大好きで、もちろん映画もドラマも観れるものはほとんど観てると言って過言じゃないくらい大好きなシリーズなんだけど、
原作である「黒い瞳のブロンド」はマーロウシリーズの最高傑作と言っても過言ではない「ロンググッドバイ」の公認続編。でも本当に「ロンググッドバイ」読んだ?と作者に聞きたくなるくらい個人的には酷い作品なのでこれを原作にリーアム・ニーソン主演で映画化するという記事を読んだときに思わずええ...と思ったけどそれをぶっ飛ばすくらいの作品の出来映えと面白さで最高だった。
原作の悪いところを全て削ってメインプロットのみで映画化してたけど、
確かに少し荒削りなところはあれど、アクションや1939年の世界観も良いし、終始緊迫感もあって良かったし、マーロウには外せないトレンチコートを来てる場面もあって最高だったし、しかも最終決戦でもコートを着てアクションしてるとか言う最高のファンサービス。マーロウファンとしてこれが観たかったと言わしめる画が本当に良かった。
マーロウ物で映画館で観たのはこれが最初で良かった。
あとセリフや小道具、車において僕の一番好きなマーロウであるハンフリー・ボガートの「三つ数えろ」に影響を受けてる所があって、三つ数えろは自分がフィルム・ノワールにハマるきっかけの映画でかつマーロウ物で一番好きな映画だからすごくニヤリとさせられて良かった。
リーアム・ニーソンのマーロウは最高にハマってたからもっと若いときに作ってシリーズ化して欲しかった...
