「優しくなれなければ生きている資格がない」
出演作100本目を迎えたリーアム・ニーソン主演、ニール・ジョーダン監督によるミステリー。
ベンジャミン・ブラック著『黒い瞳のブロンド』を基に、ハリウッドの闇に足を踏み入れる私立探偵フィリップ・マーロウの奮闘を描く。
私はアクション俳優としてのリーアム爺さんより、ダンディな役柄のリーアム爺さんが好き♡
とはいえ、本作でも微アクションしてますが（笑）
どうでもいいけど、190超えの長身リーアムが巨人に見えないキャスティングが凄い！(°_°)
このフィリップ・マーロウというキャラクターは、かつてハンフリー・ボガートやロバート・ミッチャムなどの名優たちが演じてきたそうで、確かにこのキャスティングは妥当。
ジャズの音色にウイスキーとシガーの香が漂って来るような、カラーなのにセピアを感じさせる世界観が素敵。『バビロン』の時も思いましたが、この時代のハリウッドは闇が深いわ。。
1930年代末、古き良きアメリカを舞台としながら内容はドス黒く（笑）登場人物たちによる供述の食い違いなど、王道のミステリアスな展開が楽しめます。
意外な幕引きには少しビックリ。
