カレス

トロールのカレスのレビュー・感想・評価

トロール(2022年製作の映画)
3.7
IMDb 5.9
アクション・ファンタジー
吹替版

ノルウェーの映画を観ることができて嬉しい。冒頭、他言語のセリフがあったのでノルウェーの公用語をwikiで調べた。
→ ノルウェー語 (ブークモールとニーノシュク)、サーミ語
いろいろ複雑だ。

人は生き物を食べないと生きていけない。口に入るもので生き物でないのは、水と塩(正確にはミネラル)だけだ。全ての生物は、たぶん海に起源がある。だから塩が必要なんだと思う。生き物と水の関係をいろいろ考えていると、実は地球も生き物なんじゃないかと思うことがある。そういう目でトロールを見ると、岩と土でできた生き物なのだと納得がいく。何が言いたいかというと、トロールには骨がない。しかしこの考えは間違いだった。

ノルウェーの山の様子は日本と全然違う。ぼくは山が見たいのに、登場人物を近くから写すときには山がピンボケだった。不満だったがジュラシックワールド見てもそんな感じだった。山の近くで撮影しているなら、もっと自然の風景を撮れば良いのにと思った。まあ登場人物を撮っているのだからしょうがない。

ノルウェーのお土産屋さんには、どこでもトロールの人形が売っているそうだ(wiki情報)。日本でもたぶんコケシだったらどこにでも売ってるけどね。それくらい誰でも知ってる名前なのに、映画ではトロールが出てきてもトロールとは呼ばない。シン・ゴジラでも石原さとみがガッジーラとか言ってゴジラって呼ばれたっけ?
シン・ゴジラでは官僚の出番が半分くらいあったけど、あれは東日本大震災をテーマにしたからだと思う。「トロール」では多少出るけど、ノルウェー軍の方が出番が多い。F35が出てきて驚いたが、ノルウェー空軍にはF35が22機以上あるそうだ。シン・ゴジラほどの盛り上がりはないけど、「トロール」の方が物語はシンプルだ。ストーリー、映像、特殊効果などバランスが良いので楽に見ることができるし、いくつか感心するシーンもあった。まあワクワクして観たと言えるが、トロールの顔はぼくの好みではない。

エンドロールの音楽は聴いたことあるクラッシックかな?と思ったが、
Johannes Ringen
"All Hail the Mountain King"
サウンドトラックがある。

クラッシックの元歌
---『山の魔王の宮殿にて』は、ノルウェーの作曲家グリーグによる1875年の組曲『ペール・ギュント』の一曲。「山の魔王」とは、物語の主人公ペール・ギュントが山の中で出会った妖精トロールの王。(↓下記リンクより引用)
https://www.worldfolksong.com/sp/classical/grieg/mountain-king.html


リレハンメル ハンダーフォッセン遊園地
(hunderfossen eventyrpark)のリンク
https://hunderfossen.no/
伊豆シャボテン公園に高原竜の像があるが(実際に行ったことが2回ある)、これはウルトラマンでヒドラという怪獣になった(ような記憶がある)。

以下余談
ノルウェーの景色が見たかった。
ぼくはラジコンの模型グライダーが好きで、YouTubeが発達する前はアメリカのDVDを見たりして情報を集めた。あるアメリカのグループが模型グライダーをノルウェーにたくさん持って行って山で飛ばして、その映像をDVDにした。画質荒いしもうDVDも売れないから公開されています。
見れば :D
"Lift Ticket to Norway"
https://youtu.be/ofvuwV9KaSA
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