恐竜の発掘を進めている考古学者のノラは、幼い頃に父親のトビアスからトロールの神話を聞かされて育っていた。20年後、山にトンネルを開通させるための掘削工事をしている現場で事故が起こり、被害者が出る。更に巨大な足跡にもにたくぼみが発見され、事態を重く見た政府は各地から専門家を招集した中にノラも含まれていて…な話。
B級映画を潤沢な予算で力一杯作りました！という監督の意気込みが感じられる、モンスターパニック映画。
ゴジラやキングコングなどのお約束をふんだんに取り入れつつ、日本人にもわかりやすいギャグも入ってて飽きさせない。登場人物が少ないかな？と思いきや、割と濃ゆいメンツばかりで103分しっかりと楽しませてもらえた。
変人が世界を救う、というのも面白いし、出てくるトロールもなかなかの迫力。人間ドラマもしっかりと描かれていてバランスの良さを感じた。
サクッと観られるので土日映画におすすめ。
