土平木艮

トロールの土平木艮のネタバレレビュー・内容・結末

トロール(2022年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

●ネトフリ無料お試し期間フル活用。

●昼間、なかなか『重い』作品を観たので、深く考えずに済みそうな作品をチョイス。

●ノルウェー産の怪獣映画。

●定番の『非常事態を伝える世界各国のニュース映像』で、日本のニュースが3番目くらいで出て来た。『日本の怪獣映画へのリスペクト』を感じる作品。

●『人間の都合により眠りから覚まされる怪獣』『過去の哀しい歴史を背負っている怪獣』『単に暴れているワケではなく、理由があっての行動をとる怪獣』『主人公の躊躇いながらの行動によりトドメを刺される怪獣』など、センチメンタリズムを感じる怪獣映画。ハリウッド的な物ではなく、日本の怪獣映画の様で、やはり日本産怪獣映画へのリスペクトが感じられる。

●トロールが『キリスト教の被害者』っていう設定が面白かった。現代の社会情勢の暗喩なのか?とも考えられたりするが…考え過ぎな気もする。

●脚本は、なんて言うか…雑。登場人物たちの行動がメチャクチャ。

●主人公よりも、空軍のシステムをハッキングする女性職員の方が魅力的に見えた。

●肝心の怪獣の見た目がイマイチ。鼻の大きなオッサンって感じ。確かムーミンもトロールだったはずだが…似ても似つかない。

●続編も作れそうな『二匹目のモノと思われる叫び声』で幕を閉じるのも、ありがちなパターン。

●iPhoneで『トロール』って打つと→『🧌』が出てくる。そんな一般的なのか?
土平木艮

土平木艮