ONE PIECE初のIMAX作品となればファンとしての選択肢はIMAXの一択。
前作スタンピードに比べるとファン向けでアニメや原作知らなくてもそこそこ楽しめるけど登場人物の相関関係が分からないと思う。
ONE PIECEファンは予告編でメインキャラUTAがシャンクスの娘って知ったときからずっとあの有名過ぎる伏線の回収か？と思ってめっちゃワクワクしたはず。
作中でも伏線予想正解を匂わせるような描写があってまじでテンション上がる！！
本作の目玉の1つはUTAの歌唱パートをADOが担当するとこやと思うんやけどダブルキャストの声質が違いすぎることにやや違和感を感じる。
ただ世界を変えられるような歌声の持ち主っていう設定に負けない歌唱力と表現力を兼ね揃えてる歌い手さんなんてそうそうおらんしADOの歌がしっくりくるし、UTAの話し方がADOのハスキーボイスじゃキャラに合ってないからここは妥当なキャスティング。
本編にはないオリジナルっていうONE PIECE劇場版の良さが出た笑いは健全でベポとかサニーちゃんとかブルーノとか無条件で笑っちゃう。
特に地味にベポが好きなあたしとしては色んな意味で可愛いベポの登場にご満悦。
内容としては悪くはないしUTAの歌が作品のキーではあるけどミュージカルみたいに歌で展開が進むわけでもないのに歌部分がちょっと長い。
シャンクスが格好いいのは当たり前として終盤の戦闘シーンは迫力も見応えも十分でめっちゃ良かったし
原作ファンからするとキター！！って思う描写があったことも嬉しい。
でも劇場版ONE PIECEは名作が多いだけに過去の名作を越えられてはいないと思った。
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