ONE PIECE FILM シリーズ４作目
原作ONE PIECEも遂に最終章に向けて走り出し、ひとつなぎの大秘宝ONE PIECEの結末が動き出したこのタイミングに、赤髪海賊団を中心としたこの映画が公開するだけで最高にテンションあがりますよね。
音楽が多すぎ、曲が長すぎという意見で評価が分かれているようですが、自分は全然気になりませんでしたね。何ならちょっとしたライヴ感覚で観れるし、大スクリーンの大音量でこそ観て聴いてほしい。こういう話こそ映画として成り立つし、エンターテイメント溢れていて良かったと思いますけども笑。
映画公開してから、予告編も何も観ないで今作を迎えられたので、非常に新しい気持ちで楽しめました。
ネタバレ厳禁なので話の本筋は触れません！
開始早々にウタのライヴから始まりテンション爆上げで始まるオープニング。これこそ映画館の大スクリーンで見てほしいですね。
今作はヴィランという明確な敵が出てくる展開ではないところも非常に斬新で面白いですね。海軍も海賊もそれぞれが「新時代」を求める闘い。
所々でファンを楽しませてくれる演出が豊富で最高です。
三大勢力の四皇、海軍、世界政府、そして五老星も出てくるのに、各々が漠然に目立つことはなく非常に良いバランスで一つの映画に集結しているのはとても嬉しい。
新キャラクターのウタが映画オリジナルでは勿体無いくらい魅力的なキャラクターで、世界政府、海軍が注視するほどの能力を持っている点と、赤髪海賊団との関わりなど、原作にリンクしているけど、あくまで映画としてのオリジナルストーリーとして描かれているので、どちらも設定が潰れていないのが凄い。
そしてなんと言っても最大の魅力は、記念すべき1話目でルフィに麦わら帽子を預けたシャンクスの本格的な戦闘シーンと、赤髪海賊団のメンバー達の活躍をクライマックスにかけて思う存分魅せてくれること！！
ネタバレになるので多くは語りませんが、最近の原作でも、海軍大将の「緑牛」に対して訳あって覇王色の覇気で威嚇するシーンがあるのですが、今作も終盤に赤い閃光と共に覇王色の覇気で威嚇するシーンは、海軍大将クラスも「ここは辞めておこう」と退散していく(しかも中将クラスは立ってられない)ヤバさよ。どんだけ恐れられて強いのよシャンクス兄さんwwwww
バルトロメオは相変わらず面白いなぁ。
エンドロールのウタの歌も非常に感動的で、連載25周年を迎えたONE PIECEも最終章で
終わりが近づいていることに、楽しみと寂しさが込み上げてきましたよ。
結末がめちゃくちゃ気になるのに、ずっと終わってほしくないと思える漫画って本当に凄いよ。
ウタの歌声をadoが歌い、その歌のプロデュースに中田ヤスタカと非常に豪華な製作で、映像も力の入れようが凄いです！
ただアニメキャラが流暢に歌い踊る感じが好きじゃない人は今作はとことん合わないのかな？？。
あと歌パートの尺が全体的に長いので、折角の戦闘シーンがそれに隠れてしまっているのもちょい残念かな。どちらも良い感じのバランスって難しいですね。
音楽に関しては、めちゃくちゃかっこよかったです。
原作漫画は最新刊103巻が最近発売され、累計発行部数5億冊を突破とゆう桁違いな日本を代表する漫画。
入場者特典にはシャンクスの懸賞金にちなんだ巻40億が数量限定で配布されています。
大記録を打ち立てる漫画の超話題作をリアルタイムで映画館で観れる幸せを是非味わってください！！！！
