普段ONE PIECEを見ない自分が弟と一緒に見てきた。見る前から賛否両論があるのはわかっていたけど、第三者目線から見ると普通に面白かったしよかったけど半分歌と考えると少し物足りなさはあるのかなと思った。なのでONE PIECEが好きな人にとっては、より物足りなさを感じたのではないかなと思う。
前半はほとんどウタのライブで、Adoのコンサートを見に行ってる感覚だった。それはそれでよかったしずっと人気な理由だと思う。聞いててノリに乗っていて楽しかった。
最近よく見る絶対悪ではなく相対悪のパターンの構成でもうウタがスカーレットウィッチのしか見えなかった。自分が作り出そうとしている世界が他者から見たら「悪」であるという構図。周りも多少は望んでいるだろうがそこまで求めてない。仕事をしなくてもいいし嫌なことはしなくてもいいのに、なぜか民衆はルーティン化されたことは手放せない。結局世界が変わってほしいとは思うが、急に変われると対応に困る。この民衆は日本国民を表しているのかなとさえ思ってしまった。
シャンクスが登場するシーンはビビッときた。さすがかっこ良すぎる。シャンクスの覇気の威力には驚いた。黄猿が冷や汗をかくぐらいである。黄猿がすごく強いのは知っているのでそれくらいシャンクスも強いということである。さすが四皇である。
親子の絆というのがいろいろ散りばめられていたので、メッセージ性を与えるなら親子の絆なんだろうなと思った。
この映画を観て好きなキャラクターができた。まずはトラファルガー・ロー。シャンブルスが好きと言っても過言ではない。とりあえずかっこいい。次はコビーである。あのような立ち位置と一見おとなしそうな人が指揮をとっている姿には惚れる。もう一人はベポである。もうただただ可愛い。「パッパラパー」ってなった後の謝り方も可愛い。
観ててONE PIECEはめっちゃ面白いなと思ったけど、今から一から追いかけるのは難しいと思うから、ちょっとずつでいいから見て行こうかなと思う。
2022年43本目
