ワンピースオタクとしては、ワンピースのあの壮大な世界の中で「世界の歌姫」とされるのがこちらの世界でのネットで活躍する「ado」なのが納得いかなかった。宇多田ヒカルとかMISIAとか、ワンピースなんだからそこらへんの大御所使ってよ！と不満。喋る声優との声も違うし。おまけに公開前予告の作画が、ワノ国編のアニメを遥かに下回っててかつてのアニオリレベル。
と、とにかく前作のスタンピードが良すぎたのもあり不満しかなかった。でも一応一回は観ておくかと田舎のイオンのレイトショーで観に行ったら開始数分でもう虜になった。まさしくそこはライブ会場。コロナで忘れていた歓声や熱気。楽曲にダンスに演出。全てが素晴らしかった。
"歌のシーンが長いし多い""adoのPV"とか言われてるの見たけど、その人たちは最初の10分くらいで退場したのかな。歌の曲調も歌詞も演出もちゃんとその場面にピッタリだし、歌のシーン全てが見せ場になってる。何よりウタの心情や年齢に合わせて細かく歌い方も変えてる。adoと言うよりもうちゃんとウタという1人の人間だった。
正直今までのワンピース 映画の中で1番好き。
あとコビーがカッコ良すぎて沼だった。
