ねこまるキャット

ONE PIECE FILM REDのねこまるキャットのネタバレレビュー・内容・結末

ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)
3.1

このレビューはネタバレを含みます

海賊時代に配信ライブという娯楽がある事自体が、普段の大航海を安っぽく見せてしまうので、記憶から消したいと思った作品。

島限定の話ならまだしも、世界中の人達が熱狂して、海賊、政府すらも認知して、それが四皇と繋がりがあるとなると、軸の部分の話になってきて、根本から色々ズレてしまう。

こうなってくるともうポーネグリフとかラフテルとかワンピースなんて、世界中の人達対して興味ないんじゃないかとすら思ってしまう。

ウクライナ戦争を大して気にせず、アマプラとかを楽しんで生きてる自分ぐらいの感じかなーとか重ねて見てしまう。

ルフィがこれまで死闘を繰り広げてる間も、どこかでウタが配信してて、世界中の人達が楽しんでると思うと、なんかもうこの時代の海賊の戦いとかどうでもよくなる。

世界観が現代風のワンピースなんてこれっぽっちも見たくないので、今までのものを全て否定されてるような印象でした。

大衆を操作するインフルエンサーみたいなのも現実世界と重なり、またそれをAdoに歌わせるというのも、もの凄い嫌悪感でした。