よーだ育休中

ONE PIECE FILM REDのよーだ育休中のレビュー・感想・評価

ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)
3.5
音楽の島エレジアで人気歌手ウタの初ライブが催行される。大観衆で賑わう中、彼女と幼なじみだというルフィから「ウタはシャンクスの娘である」という衝撃的な情報が暴露された。目の色を変えて襲いかかる海賊たちを不思議な歌の力で一蹴した彼女は何事も無かったかのようにライブを続けるが、彼女には世界政府が危険視する恐ろしい力が備わっていた。

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|「20:00  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ l\
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|| 『 90's_animania 』 ll
|| 提供 あちゃん よーだ ll
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 (  ) ̄旦 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∕


ー フィルマ王に俺はなる!(どん!)


◆劇場版「ONE PIECE」第十五弾

原作者・尾田栄一郎が総合プロデューサーに復帰したONE PIECE「FILM」シリーズの四作目にあたる作品。中田ヤスタカ、秦基博、Mrs. GREEN APPLE、Vaundyなどの著名なアーティストたちが楽曲を提供し、キャラクターの歌声には人気歌手Adoが起用されたことでも当時話題になっていました。

前作『STAMPEDE』に続き、現在の《大海賊時代》の在り方に一石を投じるテーマ。ただし目線は少し代わっていて、暴虐の限りを尽くす恐ろしい海賊に抑圧された市民たちの窮状を訴えるものでした。

初期のONE PIECE読み切り作品でも『冒険を愛する愉快なピースメイン』と『略奪を繰り返す残忍なモーガニア』が比較して描かれていました。尾田っちの海賊に対する原点ってやっぱりこの辺にあるのかな。

虐げられるものにとっては地獄の日々が続く時代の中『歌でみんなを幸せにする新時代を作る』と意気込んでライブを開くウタに対して『革命の芽は早めに摘み取らねば手遅れになる』と物騒な話をする五老星。彼女の討伐を決めて海軍大将二名の派遣を決定した海軍本部元帥サカズキ。「おいおい正気かよ。おっさん達ぶっ飛んでんな。」と思っていましたが、ウタも結構ぶっ飛んでました。メンヘラコワイ。


◆ よし!野郎共!気合い入れろ!!

ウタはシャンクスの娘。満を持して赤髪海賊団の大頭シャンクスが劇場版作品に登場しました。原作漫画でも滅多に活躍するシーンを拝む事ができないキャラクターであるため、今作の僅かな戦闘シーンも大変に貴重なものであったと思います。海軍本部の中将クラスをも「もっていく」覇王色の覇気は圧巻。

トットムジカが召喚されてから白熱する戦闘シーン。ウタワールドと現実世界で展開された同時攻撃作戦は胸熱でした。ウタワールドではウソップが、現実世界ではヤソップが、見聞色の覇気で的確な指示を出す姿がカッコイイ。ウソップがいつの間にやら見聞色を身につけたのも驚きです。狙撃手と言うよりもむしろ司令塔の風格でした。

ONEPIECE FILM『GOLD』以降、ラスボス戦が《巨大な敵に総当りで挑むスーパー戦隊構図》になっていますが、回を追うごとに迫力が増しているのはすごい。今回シャンクスを出してしまったので、そろそろネタ切れ感は否めませんが次回以降どう出るのか楽しみにしておきます。


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Dear.あちゃん

ONE PIECEマラソンお疲れ様!
ウタのMV感の強い冒頭から急に舵をきられておどろいた!!
色々歌ってたけど『私は最強』が一番すきだったな٩( 'ω' )و

フィルムシリーズ始まるまでが残念すぎたけど、終わり良ければ全て良しだね‪𐤔𐤔‬