アキラとあきらのれじーなのレビュー・感想・評価

原作を読んだこともなければ、誰が出演するのかも知らずに鑑賞。真っ白な状態だった分、面白く見られたと思います。

池井戸作品は銀行と工場とバブル後期のものが多いのだなぁ、と今回実感しました。銀行がまだ強かった頃が舞台。
もうちょっと主役二人がいかに優秀か、を堪能したかったですね。弟と叔父さん達の劣等感ももう一歩欲しい、と思いました。

男しかいない研修から始まって、多分、水嶋さんは女性総合職の走り。昭和のオッサンみたいな働き方以上の頑張りをこれから強いられるんだろうな、と話を楽しむ裏で考えてました。