ジョーカー

アキラとあきらのジョーカーのレビュー・感想・評価

アキラとあきら(2022年製作の映画)
3.9
幼少期に、父が経営していた町工場が倒産しどん底の思いをした山﨑瑛と大企業の御曹司である階堂彬が同じ銀行に就職したところから物語が始まる。最初の新人研修のシーンでこの2人が只者ではないということが簡潔にわかる素晴らしいシーンだと思うし、お互いの考えが正反対、瑛は理想主義であり彬は現実主義なんだけど関わっていくうちにお互いが目指してるものは同じであることが分かるのがいい。
お仕事ムービーでもあり、家族ものでもあり主人公2人の男の友情もあるので融資だのなんだの銀行が舞台だから堅苦しいように見えて老若男女誰でも楽しめるエンタメ映画に昇華してるの流石だし、池井戸潤の手腕もさすが!
そして監督の三木孝浩が撮る映像が俺は大好きだ。
久しぶりに見たけどアツい映画でした!
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