このレビューはネタバレを含みます
池井戸潤の作風に加えてサンクチュアリのようなそれぞれの野心に向かう漢の闘い風味もする作品。
骨太バンカー映画であるが、出て来る経済用語等々は易しく自然に噛み砕かれてて分かりやすい映画。
脇をかためる児島やユースケサンタマリアも丁度いい味出してる。
2人のアキラとあきらが有能すぎる反面アキラの父以外の家族の経営者としての無能ぶりが極端だが経営プラン立ててる二世経営者の中にはプランディングしてるうちは本気でイケソウな気がして実際色々手を出して失敗連発な人もいるだろうし嘘くさいとまではいかない。
確実性を求める上司バンカー江口洋介のキャラと活躍もう少し魅せれたらもっと濃厚な仕上がりになってそう。
上白石の役は都合の良い後輩キャラで没個性
アキラ弟は特に哀れ
諸々思う所がある位熱心に観れた映画
