みりお

渇水のみりおのレビュー・感想・評価

渇水(2023年製作の映画)
3.7
※仕事がバタバタでレビュー溜め込みすぎたため、コメントお返しできないと思われます…どうかスルーをお願いします🙇‍♀️🙇‍♂️🙇




久しぶりのいっそん舞台挨拶〜😍💓
生田斗真くんが主演のため、完成披露や初日舞台挨拶は全く当たらず…💦(さすがジャニーズ…)
もう諦めてたところで最後に、ヒット御礼舞台挨拶を引き当てました〜🙈💖
ひさびさのいっそん…髪型も一番好きなやつで出てきてくれて、もうほんとドキドキ💓
舞台挨拶のときはいつもガッチガチに緊張しているイメージあったけど、この日はめちゃリラックスして楽しんでる感じ(*´꒳`*)
斗真くんのほう観てニコニコしてたから、きっと安心感があったんだろうな💓
ほんと良い関係築けたんだなぁって伝わってくるくらい、ほんわかした舞台挨拶でした✨

作品自体は、ものすごーーーーーく考えさせられた。
水道局で、水道費滞納世帯の停水を担当している岩切が、自身の責務と良心との間で揺れ動く様は本当に繊細で、心を奪われてしまった。
彼の仕事は、県民全体の平等性・水という資源の確保のために必要な、正当な仕事。
けれどそれぞれに事情を抱える各世帯から見れば、それはあまりに非人道的な行為。
作品の中では、「停水されて当然!」と罵りたくなるような輩もたくさん出てくるし、岩切自身も「いちいち気にしてたらやってられない」というスタンスで仕事を進めていたけれど、その行為で知らないうちに彼自身の心も蝕まれていたのかな。
「ダムを乗っ取ってさ、水が必要な家へ好きなだけ届けたいよな!」と酔っ払って話す岩切は、日ごろからは想像もできないくらいイキイキとしていて、そのギャップがあまりに辛くて💦
心を無にして、後輩に背中を見せながら、日々の生活に困窮する家庭の水道を停める日々。
いつの間にか笑えなくなり、大切な家族と居ても寂しさを隠せなくなっていた日々。
そんな岩切が、ネグレクトされた幼い姉妹との出会いでどのように変わっていくのか…それがとてもとても丁寧に描き出された作品でした✨


【ストーリー】

日照りが続くある年の夏、岩切俊作(生田斗真)は市の水道局員として水道料金を滞納する家庭を訪ね、水道を止めて回る業務に当たっていた。
県内全域で給水制限が発令される中、岩切は訪問したある家で幼い姉妹(山崎七海、柚穂)と出会う。
父親が蒸発し、母親(門脇麦)が家に帰らなくなり、二人きりで家に取り残された姉妹を前に水を止めていいのか葛藤する岩切は、悩みながらも規則に従って停水を執行する。
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