記録用
冒頭の水のないプールで姉妹がエア水泳を無邪気に楽しむ描写の時点で「あ…これは…」とお察し状態になった映画。
なんだろうなぁ。ただただ子供が可哀想な状況なのに全体的に安っぽくて重みがないことにちょっと苛々しちゃった。
敢えて中身を空っぽにしてカラカラに干上がってる感を撮りたかったのかもと深読みできなくもないけど。
水道を閉じるごとに自分が変わっていってしまうことに本当は気付いているはずという台詞がやけに引っかかった。
嫌な役目ではあるけど仕方のないこと。そこを悪のように描いてしまっては本末転倒では。
主人公の心が渇いてることと水道を閉じることを結びつけてしまうのは安易に思えた。