渇水のネタバレレビュー・内容・結末

この映画の水は、かなりストレートであるが、「愛」もしくは「愛し方」の象徴だろう。主人公の岩切は料金滞納者への水の供給を止める仕事をしている、一方、妻と子供の愛し方が分からず愛想を尽かされ別居している…

とりあえず通報しようよ…
他人の姉妹をずっと毎日守ってあげられるわけではない事をわかっているからあえて差し入れしないまではわかるけど、放置はダメでしょ
通報、せめて上司に報告してよ
しかも行政…率先…

・停水執行をしている岩切
・猛暑日が続く中岩切は停水を執行していく
・生活が困窮している姉妹の家を訪問
・父は蒸発し母も失踪
・停水する前に家中の入れ物に水を溜め停水
・岩切自身は妻と子が家出中
・…

社会派かと思ったら途中から主人公の私的な寓話が始まって驚いた。見た直後はとっちらかってるように感じる映画だと思うが、時間をおいて考え直すと観念的な見所もある。水は愛の象徴で、主人公も姉妹も親からの愛…

何、自分のことばっか語ってんだよ。

岩切が言った言葉は、自分自身にも向けられていた。
雨が降らずに、水がないっていう状況の渇水
人間関係がうまくいかず渇いている状況の渇水
あぁ言いたいことがまとま…

なーーにが言いたいだ？？？

なんだろうなぁ。

それ観に来たわけじゃない感が…。









「渇水」っていうからには「水がない街」の水をめぐる話を見たかったけど、

生活保護家庭とその職員…

渇いてた…

なんとも言えず切なかった。
現実に起こりうる貧困問題。
ネグレクトの問題も。

水道局の人は悪くないんですよね、ただ仕事をこなすだけ。

止められる側は通知を再三無視して止水に至ってい…

ラスト、あの子達は泳いだだけ？
溺れてしまう？

ーー

水道局の仕事って大変なんですね‥

貧困家庭も水をとめないといけない、
生活保護もなかなかそうはいかないというジレンマ、
かと思うとワガママ…