『エイス・グレード』と言いこの映画と言い、丸顔のちょっとイケてないけど元気ある中学生女子にめっちゃ共感しちゃうんだよなぁ。20代男性のはずなんだけどなぁ。
とにかくこの主人公の時点で、そりゃ映画は楽しい。ワクワクしながら見れる。
そもそもこの映画に興味を持ったのは「リンダリンダ」が流れる本編映像をYoutubeで見たのがきっかけだった。世界中の曲を劇中でかけることで各国のNetflix登録者数伸ばす画期的なマーケティングだな!と思って感心していたら、意外や意外、「リンダリンダ」以外はそんなに世界中の曲が入っている訳でもなかったのは驚いた。だからこそいい意味での異質感があって良かった。
物語はプレイリストを完成させるっていう目的が一貫していてとても見やすいが、プレイリスト自体に重大なメッセージがあるって煽る割には別にそこにそこまでドラマは感じないので、物語上でここまで煽るのはむしろ期待させ過ぎて良くないんじゃとは感じた。
別にこの映画自体、プレイリストのメッセージに意外性が無くても十分楽しめるので。
あと、こういうキャラクター他の映画でも見覚えあるけど、やっぱりCDショップの気怠いお兄さんいいキャラクター。やっぱりずるいよなぁこういうキャラ。絶対好感度高いやん。自分が俳優だったらこういうキャラでオファーきたら絶対ガッツポーズするわ。