ナミサン

ミックステープ 伝えられずにいたことのナミサンのレビュー・感想・評価

3.8
「リンダリンダ」が流れる映画と聞いて、見てみた。

時は1999年。主人公ビバリーは幼いころに両親を亡くし、その記憶はほとんど無い。学校では孤立しいじめも受けている12歳の少女。ある時両親が作ったミックステープを見つけるも、一曲目を聞き出してすぐにウォークマンに絡まってしまったため、レコード店の「アンチ」に協力してもらい、親が好きだった音楽を一曲ずつ探していくことになる…というお話。

普段は派手な映画を見ることが多いので、ひさびさにハートフルな作品に触れた。

少女が徐々にロックミュージックにハマっていく様子は見ていて楽しい。

ミックステープ2曲目はザ・ブルーハーツの「リンダリンダ」で、それを聞きながら部屋ではしゃいでいるシーンも可愛らしいし、隣人の台湾人エレンと交流するきっかけにもなる曲。

その後ザ・クイックをきっかけに知り合うニッキーはクールで可愛い。オルガ・ペッツァという女優らしい。売れてくれ。

最後はちゃんと大団円。この短期間で演奏うまくなりすぎじゃない?ってのは置いといてすっきり終わりました。観てよかった。
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