ももさく

メタモルフォーゼの縁側のももさくのレビュー・感想・評価

メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)
3.4
暑い日、横断歩道を渡り本屋に入る女性、料理本の場所を店員に聞いたが、ふとボーイズラブの漫画に目が行き購入した。レジにいた女性は何だかビックリした表情…。

佐山うらら(芦田愛菜)本屋でアルバイトをする女子高校生。

市野井雪(宮本信子)書道の先生。

河村紡(なにわ男子、高橋恭平)うららの幼なじみで同じ団地に住む。

コメダ優 (古川琴音)漫画家。

橋本英莉(汐谷友希)紡と付き合っているが留学がしたくて勉強を頑張っている。

他出演者→佐山美香(伊東妙子)ちまき(菊池和澄)まさき (大岡周太朗)花江(生田智子)沼田(光石研)。


ずーっと見たいと思ってたこの作品がついにAmazonPrimeで配信。芦田愛菜ちゃんのファンですが宮本信子と芦田愛菜が過去「阪急電車」で、おばあちゃんと孫役で共演してて、それを思うと本当に愛菜ちゃんの成長と演技の凄さを実感しますねぇ。
   
       「えっ?あららららら〜」

    「嬉しすぎてはねあがっちゃった!」

いいなぁと思いました。私も、こんな友達欲しい。本当に自分の好きな事で熱く語り合えるような人ってなかなかいない。年の差が凄いのに1つの好きな事で繋がれるってやっぱり良い。宮本信子が演じる雪が可愛すぎる。こんなに捻くれないで年齢を重ねられるって素敵すぎる。

宮本信子演じる雪の家が平屋で縁側あってお庭が緑でいっぱいなのも素敵。私が宮本信子を知ったのは子供の頃に見た「マルサの女」や「スーパーの女」で子供でしたから、津川雅彦とのからみが、ちょっとエッチな映画だなってのと宮本信子の胸が綺麗すぎ!って思った記憶があります。

以前母親がすすめてきた番組で「漫勉」ってのがあって浦沢直樹が色んな漫画家さんに会って、どんな書き方をしているかとかを見たり話したりする番組で興味深かったです。

私が一番漫画に夢中になった年代は小中まで。
特にりぼんが大好きで「ハンサムな彼女」「ときめきトゥナイト」「天使なんかじゃない」「こどものおもちゃ」「ルナティック雑技団」「星の瞳のシルエット」「ねこねこファンタジア」なんか夢中で読んでましたねぇ。なかよしも買ってましたが、りぼん派でした。内容分かってるのにコミックが出たら買ってしまってた。最近は本当に読まなくなりましたねぇ、たまーに「おじさんと猫」を読んで癒やされています。

ボーイズラブ系も、すんなり受け入れるタイプなので、目の前にあれば読みますがわざわざ買ってまでは読みませんねー。

何となく友人が私の中でジャンル分けされていて職場の不満を共感しあえる人とかメカに強い人とか小中高専の同級生とかってのはあるけど好きな事で本当に合う!って人はなかなか難しい。私がおばあちゃんと言えるくらいの高齢者になった時でも構わないから生きてるうちに共通の趣味で繋がれる人がいたらいいなと思いました。

「この漫画のおかげで私達友達になれたんです」

エンディングも良い!うららと雪「これさえあれば」。