「ふらふらできる時はふらふらしときな」
何か大きな問題が起こるわけでもなく、小さい緩急でゆる〜〜く話が進む。
見応えがガッツリあると言うよりは、本当に縁側でゆっくり見れるくらいラフな映画。そんなに強く大きなメッセージ性があるわけではないけど、終始穏やかな気持ちで気楽に見れる映画。
たまにこういう映画を挟むと落ち着くわぁ。
新たな分野や知らないジャンルに足を踏み入れるのって、相当な勇気や気力がいるよね。おばあちゃんがBL漫画本に目を向けて購入に踏み切って、書店員さんに声をかけて友達になれたの本当にすごい。これだけ生きるパワーを感じるおばあちゃんを見れるのはイイ。内気な女子高生もそんなおばあちゃんのパワーに引き寄せられて、笑顔が増えて活き活きしていく。そんな様子をのんびり見守る。それがこの映画の魅力。