このレビューはネタバレを含みます
芦田愛菜と宮本信子のBLでもあり百合っぽさもある。
展開は緩くて、さほど大きな事件も起らない日常系。
うららがどん底まで落ちそうになったり、雪さんが死にそうだったり、所々に不穏な空気は流れるがそれはなかったことのように基本はハートウォーミング。
良く言えば癒やし系、悪く言えば盛り上がりが薄い。
ただ、うららの漫画の味が凄い。
ザ・ファブルの主人公が描く絵くらい味がある。
物凄い上手とも言えないが、柔らかさと懐かしさがあって思い出すと優しい気持ちになれるような。
ちょっとさくらももこ風味でもあった。