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メタモルフォーゼの縁側のmofaのネタバレレビュー・内容・結末

メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

とても高評価みたいなので、観てみました。
内容も興味あったし、原作は漫画のようですが、
未読です。
私の感想としては、
宮本信子さんのおばーちゃん役が、
もう、コントですか???
っていう感じで、
この方、こんなにも演技が下手くそでしたっけ??
・・・という印象。
このおばーちゃんが、
もう手本のようなおばーちゃんで、
自然さがなくて、巷にいる75歳というよりも、
コントに出てくる
志村けんのおばーちゃんのようで、
最後までその印象が抜けなかったかな。

芦田愛菜ちゃんは、
もう、こういう役をやられたら天下一品だと思う。
普通のどこにでもいる高校生だけど、
高校生独特の、青春のきらめきや、
成長中だからこその、苦悩を、
見事に演じていたと思います。
特に、うららちゃんがリュックを背負って、
駆け抜けていくシーンは、
清々しくて、その背中だけで、
「青春」を体現しているかのようでした。

ただ・・・・
そろそろ違う芦田愛菜ちゃんを
観てみたい気がするな・・・と
思った次第です。
もっと違う役をこれから
ドンドン観たくなる女優さんです。

内容は可もなく不可もなく。
最後の流れは、「耳のすませば」やん??
・・・と思ったら、
「耳をすばせば」の実写の雫役は、
芦田愛菜ちゃんが良かったんじゃ?
と思った次第です。

 途中から雪さん75歳の死亡フラグが
立ちまくっていたけど(笑)
正直、この作品においては、そっちの方が、
映画としての重厚さがあがったような気がします
(もちろん、それ相応の脚本があっての話ですが)

最後までご存命で、それはそれで、
ホッコリするんだけど、
映画としては、盛り上がりがないというか。
盛り上がりになるには、
「耳をすませば」の流れも、
漫画作者との偶然の出会いも、
かなり、弱いと思うんですよね。

…と考えると、映画じゃなくて、
2時間ドラマ向きじゃないかな。

色々書いたけど、
世間では評価高いので・・・(笑)

個人的には、
雪さんの役を樹木希林さんが演じていたら、
最高に笑えて、
ホッコリでする作品になってた思う。
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