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メタモルフォーゼの縁側のioのレビュー・感想・評価

メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)
3.0
本屋でバイトしている女子高生うららと、その本屋で、ある漫画を手に取った老婦人の雪が、BLを通して友情を深める話。

趣味について楽しく語り合う仲間に、年齢も境遇も関係ない。BLを通してしか知り合わなかったであろう2人が、まっすぐお互いのことを想って、友情を深め、趣味に邁進する姿がどこまでも優しく、素敵だった。

人に言いにくい趣味あるある。
焦がれ熱中する熱い想いと、どこか後ろめたく気恥ずかしい想いのどちらも描かれていて、葛藤しながらも、それでも”好き”を追い求めていく感情がリアルに思えました。

「阪急電車」で素敵だと思った宮本信子さん、上品でお茶目な雪が魅力的でした。あの時あんなに幼かった芦田愛菜ちゃんと、年月が経って再共演しているのも素敵だなぁと思って観ました。
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