いろ

メタモルフォーゼの縁側のいろのレビュー・感想・評価

メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)
3.9
雪さんがサイン会でコメダ先生に「先生の本のおかげで、友達になれたんです」って話したシーンで自分でも驚くほど涙が出てきて嗚咽してしまった。
宮本信子さんの演技って自然すぎて、今回役柄的に暖かなのも相まって、自分の細胞に染み込んでくる。

うららがベッドで漫画のキャラクターと向き合って、恥ずかしさを吐露するシーンは共感しかなくて、また沁みた。
芦田愛菜さんの演技もまた、演技に本人が感じられるのに役の苦悩をしっかり自分に落とし込んで表現するから沁みる。

うららが放課後学校から駆け足で出ていくシーンのBGMが作中漫画のBGMと同じところ、うきうきどきどきな気持ちが共通してることをあらわしていると思えた。好き。
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