このレビューはネタバレを含みます
ここ数年で観た邦画で一番良かった!
好きになることに年齢もタイミングもやっぱり関係ないよねと真っ直ぐ伝えてくれて嬉しい。
良い意味で劇的なストーリー展開が無いのがまた良かった。
原作はノータッチだったので、途中までついつい雪さんが実は重病で…みたいなあるある展開を頭の片隅に想像して勝手にハラハラしてた自分がつまらなく思えたりした。
雪さんは本当に愛らしいし、うららちゃんのあのお年頃特有のモヤっとしちゃう感じもどこか懐かしくって心臓がきゅんとする。
好きなものを好きと言えるあの子への嫉妬心と、同じ好きなものを恥ずかしく思って隠してた自分への悔しさを一緒にみっちり詰め込んだ「…ずるい。」がもうたまらない気持ちになる!愛菜ちゃんやっぱりすごい…。
こんなに晴れやかな気分で観終わってにっこりできた作品は久しぶりだったなぁ。出会えて良かった!