メタモルフォーゼの縁側のとぅんのネタバレレビュー・内容・結末

人気漫画の実写化。
そもそも実写向きの内容だとは思うけど、これはなかなかに心温まる良作だった。

BL漫画が好きなことを隠して、鬱屈とした思いを抱えながら生きていた高校生のうららが、バイト先の書店でBL漫画を買っていた雪と交流するようになって、本当に自分の好きなことを追いかけられるようになる話。

うららが自信がなくて、好きな作家にコンタクトを取るのを躊躇っていた時に、雪も昔に好きな作家にファンレター送れなかったってことを言うところ、２人がリンクしてて良いなぁ。

同人誌を作って即売会に出る日になって、雪が腰を痛めて行けなくなったことで、弱気になったうららは結局出品できないまま終わるのだけど、憧れの先生が買ってくれるってのは夢があるじゃないの。

好きなものを共有して友達になるのに、歳の差なんて関係ない。
何て平和で素敵な話なんだ。
と、思いながら観てたら、エンディングが２人が歌う歌が流れてきてさらにホッコリ。