メタモルフォーゼの縁側のnadinaのネタバレレビュー・内容・結末

一冊の本が繋いだふたりの友情。
最初から最後まで優しい空気に包まれた良い映画でした。
観ていると(こちらが勝手に)ヒヤヒヤしてしまう場面がところどころ出てくるのですが、趣味を誰も否定しないしむしろそっと支えてくれる、温もり溢れる世界なのが良かったです。
ふたりの交流を通じて、うららは自分で同人誌を、雪さんは以前は出せなかったファンレターを、それぞれ一歩踏み出す 姿を自然と応援してしまう、そんな作品でした。
エンドロールの、縁側を映しながらうららと雪さんがふたりで歌っているところも最高でした。