かしす

メタモルフォーゼの縁側のかしすのネタバレレビュー・内容・結末

メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

原作漫画は未読です。

何故BLを用いたかと云うと、一般的に公にできないからです。喫茶店でも店員にひた隠しにして、本も箱入れて机の下に隠してましたね。秘密の共有に近いんです。同人イベントの展開もBLが最適ですね。

同人誌作成・イベント参加経験ありだと共感できる所が多くて、見てて辛いです。笑

今の時代にアナログ原稿で驚きましたが、インクが乾いてなくて消しゴムで滲ませてしまうのが、あるあるでした。
最初のイベント参加は決意がいりますし、1人での参加も心細いし、「これを売る。正気か私…」などは常に思ってますし、推し作家のサイン会はワクワクです。

世代関係なく、同じ趣味で友達になると云うのは素敵なことです。それを特殊なBLを用いて、学校生活や私生活の問題を交えて現実的に表現してて楽しく見れました。

イベント後に、参加者同志が外で遭遇するのは普通にあります。行動パターンが同じなのと、この業界狭いので。

個人的に大満足ですが、見る人を選ぶと考えて評価4.5です。
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