公開当時から話題になっていたが、何故か観ていなかった。
「フレディVSジェイソン」をいつか観たいと思っていて、それまでに「13日の金曜日シリーズ」とこのシリーズは観ておかんといかんな…と、予習鑑賞。
当時、有名なバスタブのシーンで女性の股間らへんから手が出るシーンがCMで流れていた気がする。
ホラー映画にはお色気シーンがつきものだったりするので、ちょっと……な、シーンがあると確信していたが、そのあたりは希薄だった。
基本おっぱいすらなし、コマ送りにすれば見えたかもしれないが試さなかったし…レベル。
全然情報なしで鑑賞したら、脚本・監督は割と好きな作品の多い人だった。
「スクリーム」とかの人ですよね。
ジョニー・デップも出ていたのは驚いたが、普通のにぃちゃんの役。
夢の中に登場する怪人が、人を殺めていく物語。
コメンタリーによると、計算された脚本で、巧みな演出がなされているらしいが…正直意味はよくわからなかった。
過去のなんかがあったらしいことは分かっても、それがこの状況とどうつながるのかとか。
ホラー的なご都合で、深い意味はない気もする。
夢の中と現実とを、表現し分けるのは、当時の低予算映画としては画期的ではあったとは思う。
特撮方法とかは、観て大体推測が付く感じはあるけれど。
現場は楽しかっただろうな、みたいな部分は感じてしまった。
音楽やフォントも、今見るとミスマッチに思える部分も、当時はこれが最適解だったと思うと面白い。
ジェイソンもフレディも、誰もが納得してしまうギチギチの設定とかがあったら、もしくは語られていたら、ここまで伝説のキャラクターにならなかった気もするし、なんだかよくわからない存在ぐらいがいいのかもしれない。