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ハケンアニメ!のiheugoのネタバレレビュー・内容・結末

ハケンアニメ!(2022年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

安定した公務員として働いていた主人公の女性。
ある日見たアニメに衝撃を受けて、アニメ監督を志す。
そのアニメは、昔子供だった自分に見せてあげたいアニメだった。もし、このアニメをあの頃の自分に見せてあげられていたらもっと世界が豊かになったはず。
子供の頃は魔法なんて信じられなかった。いつも魔法少女に選ばれるのは顔が可愛くて、素敵なお家に住んでる女の子。でもその衝撃を受けたアニメアニメは団地に住んでて、普通の私に刺さった。
アニメ監督になることを決意しただけじゃ、自分が作りたいアニメを作れるわけじゃない。アニメはプロデューサー、脚本、演出、原画、声優色んな人の力を合わせて作られている。
自分の意見をただ主張するのではなく、どうやったら皆と働けるかを学びながら作っていく。

良いものを作りたいその為にどうしたら良いかを描いている映画。真剣に物作りがしたくなる。
枠によって作品を変えるんですか?は良かった。
泣ける映画。

1箇所ソーシャルネットワークのサントラの丸パクリなのは残念だった。
ハケンアニメというタイトルで派遣社員の労働問題を描いた話かと思っていた。
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