このレビューはネタバレを含みます
“バクマン”、“キャラクター”などに劣らない、漫画を題材にした良作。
かつての自分のような人達のために仕事をしたいという斎藤瞳や王子千晴はもちろん、支えるスタッフも皆それぞれが信念を持って働いている様が清々しい。
監督の頭ん中を形にするために来ているといった発言然り、斎藤の才能を感じて育てるために実は連れ回していた行城理然り、自分が客寄せであることを認識して日本一の客寄せになると言う群野葵然り、数え上げればきりがないほど熱いシーンがある。
同時に、メンバーのことを想ってチームで動いているという感覚も凄く伝わってくる。
仕事に対するプロ意識のようなものを感じさせられる作品。そこが自分の好みにもハマった。
サウンドバックとリデルライト、それぞれのアニメの最終回がもうひと盛り上がりあると尚良かった。