ハケンアニメ！のみぞみぞのネタバレレビュー・内容・結末

伏線をいくつも回収することで説得力を高めるというやり方を採用すると、シーン自体は短く済むけどそのシーンだけが良い意味だけでなく目立ってしまう。ドラマはフリオチだけでシステマチックに描けるわけではないから。でも、尺的にしょうがないよなー。プロデューサーとの和解は別に記号的でいいもんな。そういう取捨選択をちゃんとしないとなー。でもこのレベルの取捨選択、原作者だったら果たしてできるのだろうか。

2時間映画への実写化に対する興味ますますなくなってきたなぁ。内容が面白いと思うほど冷めてしまうということはつまりなぁ。ダイジェストに見えてしまうというか、ストーリーものならドラマでじっくり描いてよって気持ちにだいたいなる。
それは、この作品がおそらくいいチームで作られていて実際出来もかなり良いからこそ、余計に思う。
作中のアニメもすごい作り込まれててそもそもアニメは12話で語ってるのに、その全てを2時間で語ること自体がなぁ。ちゃんとアニメの筋ももっと理解した上で感動したかった。