日本アカデミー賞にもノミネートされた昨年の邦画話題作を鑑賞。
今や日本を代表する産業であるアニメ業界を描いた人間ドラマ。天才と言われるもスランプに陥る中村倫也演じる大物監督と彼に憧れ業界に入った吉岡里帆演じる新人監督によるアニメ作品同士のハケン争いを描く。
実際のアニメ放送に合わせて最終回に向けて盛り上げてく流れは良かったが、個人的にはテンポがイマイチで途中少しだれてしまった。日本の代表産業を世界に発信したかったのかは不明だが、こんなに色んな人が苦労して関わってるんだよー感も強く、プレゼンテーションな感じがしたのも映画的にはマイナス。人間ドラマの深掘りが薄くなってどうも主役2人に入り込めない感があった。
一方、監督を支えるプロデューサー2人は良かった。特に江本裕のニヒルな役柄と演技は素晴らしく、やっぱり魅力的な俳優ですねぇ。
あと個人的にもっと見てたいと思ったのが、天才アニメーターを演じた小野花梨。日本アカデミーの新人賞にもノミネートされてるみたいで今後に期待の役者さんですね。
あと、やっぱり吉岡里帆がキュート。これに尽きるのかなw
追伸:ちょうどこの映画見たところで中村倫也さん結婚のニュースが。しかも水卜アナとゴールということで驚き。末長くお幸せに！
