パルパティーン

GHOSTBOOK おばけずかんのパルパティーンのレビュー・感想・評価

GHOSTBOOK おばけずかん(2022年製作の映画)
3.8
若手俳優の推しである城桧吏ともう一人の推しである神木龍之介を見に行ってきた。
子供主体の映画にガッキーが出ているのは驚いた。まあガッキーが観れるので観に行ったというのもある。

今現在城桧吏くんは声変わりの最中で小学生にしては大きくて違和感を感じた。中学生だったら違和感は感じないと思う。しかし城桧吏くんは演技がうまい。他の人たちは少しうーんとは思ってしまったけど、心の中空っぽにして見ていたのでただただ楽しめた。

柴崎楓雅くんは今日初めて見たなと思っていたけど映画の約束のネバーランドに出ているのを今知った。これから楽しみな俳優がもう一人増えた。

ガッキーをいじる子供たちというこの構造は笑った。子供たちがいじる立場というのはなかなか見れない。子供の演技とガッキーの演技の波長があってなかったと感じた。あくまでもストーリーの主人公は子供たちなのでガッキーが浮いているように見えた。まあこれは仕方がないと思う。

監督が山崎貴で妖怪のCGは凝っていてよかった。ラスボスまでの妖怪はそこまででラスボスとなるとめっちゃ強くてでかい。もう少し段差をつければ良いのにと思ってしまった。落差が激しい。

今回の話は子供の成長の話かと思いきやガッキーの成長の話で合った。普通なら子供が成長していくと思うが、あえて大人の成長のストーリーにしていくところが驚いた。異世界でも思い出の「失う」と幼馴染の死の「失う」の対比がされているが、思い出と命は比較することができないと思うし、大きさは測ることはできない。この対比も効いてこない。

まあ城桧吏くんと神木くんが見れたのでよかったが、神木くんの出演時間があまりにも短すぎるしもう少し出してほしかった。
そして、新しい子役の出逢えたのでよかった。最後のエンディングは星野源さんなので夫婦でのコラボだった。それもよかったなと思う。


2022年30本目