はじめは、マックスの外から来た人特有の無責任さのようなものを感じ、ちょっとイラッとしました。
アメリカ人がカオスなスラム街で良い人として振る舞う、善悪なんかもそちらの物差しで、みたいな都合の良い作品なのかな。勝手だな！と、いう感じでハザリ側の視点でした。
スラムの悲惨さを描きたいだけの作品か〜ガッカリって。
でも途中から、人の温かさや生きる力強さを描いている事が伝わってきて、グンッと引き込まれました。
インド映画でも観られる、貧困だけじゃないスラム街が描かれているような気がする。
タミル映画なら、ここでヴィジャイさんとかヒーローが出てくるとこなんだけどな〜とか、内心ニヤニヤしながらも、じわじわ心にしみてくる映像に最後は満足感でいっぱいになりました。
パンフレット観たら、現地で撮影を反対されるなど色々と紆余曲折があり大変だったようです。
その分、監督の強い想いも込められてるのかも。
観られて良かったです！
