珍しいインドのゲイ映画。
兄妹で同じ男を好きになっちゃう話。
同性愛が禁じられていた国が舞台だったのが興味深かった。
色彩が美しかったのが印象的。
てかCall me by your name…
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刑法377条のせいで自然に反する性行為をすれば犯罪。ゲイというだけで犯罪者にされた時代。
アートがこの映画の大きなテーマ。主人公のタナイは芸術を通して下宿人と心を通わせたり、文学を通してゲイの仲間を…
インド1996年大学生の主人公は兄妹と両親祖父母と住んでいたが祖父母が同じ日に急死。空いた2階の部屋を下宿人に貸すがお互い惹かれていき…
めちゃくちゃ切なかった…時代背景的に同性愛が絶対許されなかっ…
インドの色彩が始終美しかった。
話的には同性愛とか、インド社会が持つ自由からの束縛の話とかが織り交ぜられていた。
愛は習慣なのという冒頭のセリフが、なんだかフランスっぽくて、エリックロメールの映画…
昔N.S. Harsha展見た時こんな雰囲気だったなってのを思い出した、一緒くたにはできないとは思うけど、MysuruだのBengaluruだのKochiだのあたりのアートっぽいノリって共通項がある…
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舞台は90年代初頭のインドの緑豊かな農村、この辺りの自然の描かれ方はブロークバックマウンテンに似ているなと思いながら観ていました。
とにかく水路や街並みが魅力的。
大学近辺の学生運動(でいいんです…
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スパイス色のむせるような画面と随所に散りばめられたコバルトブルーのモチーフが印象的。いまだに同性愛への偏見やジェンダー問題、カースト問題を抱えるインドを舞台にこれらの問題と向き合った作品が作られたこ…
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