『地獄曼陀羅アシュラ』や『サーホー』ばりにタイトルが出るまで長い先に待ち受けてたのは圧倒的に極上なボーイ・ミーツ・ボーイ！！！
暴力渦巻くイギリス領時代を舞台にビームとラーマの相反する二人のクソつよマッチョの二人の友情に焦点を当てたことによって男心をくすぐるような王道な展開や熱い場面からカットが盛りだくさん。
特に火のラーマと水のビームのところが少年の魂が蘇る。
アクションの魅せ方や画の迫力は流石ラージャマウリ監督作品といったところか。
いやもう筋肉マッチョが二人なんて最強のコンビを堪能してきたよ。
画面にイギリス方面が強くなると西洋映画的な雰囲気がどことなく出てて、特にパーティのタンゴの場面とかが強く出てたと思うんだけどナートゥが出た瞬間一気にインド映画的なダンスで、一気に西洋風からインド映画感の雰囲気で上書きされるのあまりにも強い。
それにしてもインド映画は長尺が多いイメージが強くて本作も3時間と長尺なんだけど、あまりに展開盛り盛りで3時間で収まってるのが不思議。時空歪んでるしょ。
