人間が一日に摂取していいエンターテインメントのカロリーを楽々オーバーしてくるド級の極厚エンタメだった。
『バーフバリ』の監督の新作、劇中のナートゥのシーンだけTwitterで見てこれは確定で好き！となっており無事にうちの地域でも上映あってよかった。
本当に3時間か？？？普通の映画4本くらいの濃さある。希釈して飲むべき度数の高い酒を喉に直で流されてるみたいな体験だった。これは嫌がってるように読めるかもしれないけど嫌じゃなかった。インドは多言語国なので踊りのシーンが多いと聞いたことあるが、日本の観客にもその良さは十分に伝わっています。
見てる間韓国なら『新しき世界』、日本なら『孤狼の血』みたいな男同士の熱量ある関係性映画が、インドで作るとこう出力されるのかー？！という驚きがあった。とにかく強い。いい男見本市みたいなヒゲとムチッムワッな肉体美を2人分一気にワッと浴びられるのですごくお得です。
死地に助けに来るってたぶんどの文化圏でも熱い展開だからそれは連打しますよね。
ハリウッド映画におけるナチスみたいな扱いのイギリスまじでヤバい。あんなに悪でいいのか？いいか。
インターミッション全然インターミッションになってないじゃん！と笑った。
エンドロールの多幸感すごいけど全然知らない偉人？が出てきてなんだこれwwとなった。
