ねつき

RRRのねつきのレビュー・感想・評価

RRR(2022年製作の映画)
4.8
「銃のない革命を見た。彼は民衆を武器に変えたんだ。」「姫は迎えに行かない。王子が迎えにくるんだ。」

監督頭イッちゃってるよ。やばいよこの映画。ニコニコ〜、キラキラ〜、ワハハハ〜、うるうる〜、ズビズビ〜、うぇぇぇぇぇ!?!?の連続。つまんない時間1秒もないじゃん。
うわ〜インドの俳優の見分けできね〜全員同じ顔に見える〜ずっと鼻ピアスしててくれ〜と思っていた冒頭10分。
STO“R”Yでひでえぇぇぇぇぇ。
FI“R”Eではんぱねええぇぇぇぇ。
WATE“R”でうひゃああぁぁぁ。
という脳みそじゃなくハートに響くちょっと濃すぎなプロローグ。からの2人の出会い………少年救出大作戦で私の中のシヴァ神が爆発。からの堂々たる「RRR」で謎の涙。ここで完全に「面白をそのまま受け入れるスイッチ」が押される。来たキタァァァァァ。
全部が斜め上、規格外のスケール。もはやファンタジーな主人公サイドの攻撃命中率。インド映画だから絶対イイモンは全員救われるし、ワルモンは全員痛い目見るだろうってわかってるから、もう王様の椅子に座ってくつろいでるとこを美女に耳かきしてもらってるレベルの娯楽だよ。ただ座ってるだけでひたすら楽しいもんが供給されることが約束された世界。やべ〜〜〜おもれ〜〜〜〜。
この世で1番最高なエンドロールも見れたしな。








以下ネタバレあり、ひたすらおもろかったとこ↓


・言葉通じないのにダンスと瞳の輝きで身分違いのお姉さん落としちゃうビーム。どんだけフェロモン出てんねん。
・2人のダンスはひたすら楽しいすぎ、岡田将生英国版みたいな男、最後まで敵の土俵で戦ってあげててえらかった。
・奇襲の時にトラック運んでら〜と思ってたら虎オオカミ鹿出てきてお口あんぐり。そのための虎だったんかいいいぃぃぃ。
・女の子、檻のとこで泣き叫びすぎて心配が勝つからやめてほしかった。
・シータ姫の起点ナイスすぎ。本編のほとんどのシーンでびっくりしてるか悲しんでるかで可哀想だったけどエンドロールをはちゃめちゃに楽しんでいたので安心した。
・2人のフュージョン、カイリキーみたいなのにカイリキーより絶対強い。
・弓のセンスありすぎ。髪の毛伸びてビジュ完成に近づけてきてた。
・前半戦いあってた親友同士が手を組んで戦う後半とか、考えただけで優勝の設定。
・インド映画は我々の価値観でのおしゃれさアンニュイさを鼻くそのようにどうでも良く思ってそうで最高。
・皇族の女の子、お前いつそっち側にまわった!?
・ラーマも幸せになって欲しかったからよかった(薄感想)
・KOCの後のせいで筋トレするラーマがいぬ太田にしか見えない時間多々あり。
・蛇の毒強いしあんなんが街にいるとか普通に無理
・大義のために生きているのってすごいよなぁという脳の水深2ミリくらいのとこで思った感想。
・水vs炎みたいな構図のところめっちゃ笑顔になった。水vs炎ってビジュアルのかっこよさは格別だけど対決としては成立するのか謎だな、と思って見守っていたらやっぱり成立していなかった。


あ〜おもろ。いい休日ですわい。
ねつき

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