いつもは複数本のレビューを書き溜めておき、それを恥ずかしがりながら投稿しているのですが、本作は単体のみでの投稿です。
その理由は、本作の作品の濃さや熱さをいち早く開放せねばおかしなことになりそうだと感じた次第だからなんです。
とは言っても2週間くらい経ってますが。
これは絶対に劇場で観たいぞ!!と意気込んでいたものの、なかなか都合が合わず、あれよあれよと時間が過ぎたところで、いよいよ公開館数も少なくなって、しかも上映本数も厳しいなかで、奇跡的に鑑賞できました。
たぶん1人だったら諦めていた鑑賞だけど、誘ってくれてありがとうございました。
開始数分遅れから観たものの約3時間が、文字通りあっという間!!
まさかの開始1時間?(本作は体感時間が狂うので定かではない)くらいから御手洗に行きたいぞ、、と思っていたら、”インターバル”の文字が!!、でも途中休憩挟むわけもなく、まじか、、、と絶望モードになっていたら知らないうちに御手洗なんてそっちのけになっておりました。
大人なので珍しくお漏らしすることもなく、ちゃんと座って観ていることができました。
とにかく圧倒的な画力!
圧倒的な濃さ!
圧倒的なドラマ!
圧倒的なアクション!
圧倒的な音楽!
圧倒的な製作金額!
そして、、圧倒的なエンタメ性!!
圧倒的な"面白さ"に面食らってしまい、観賞中の高揚感は凄まじく、"面白さ"が渋滞して、次から次へとやってくるので、もう頭の中が"面白さ"で埋め尽くされる。
観賞後は、あまりの"面白さ"に多少の疲労があるけども、この思いを誰かに伝えたい!と思い、駆け足でパンフを買いに行く始末。
ちなみにこのパンフだけど、表紙も中身の画がとにかく濃く嬉しい限り。
まあ完成度という点ではそこまでだったけど。
具体的にここが良かった!とかのシーンがありますぎるので、ほんの少しを抜粋していきます。
やっぱりナートゥダンスのとこはぶち上がり!
冗談なしでナートゥダンスのシーン動画を50回は観たくらい。
かっこよすぎなのは勿論なんだけど、このダンスシーンでインドと英国との対比や抵抗を感じるし、ラーマとビームのいちゃこらも万歳で、ここで終わりでいいでしょってくらいのぶち上がり。
ラーマをビームが脱獄させるとこもすごかったな、、
特に肩車無双するとこね、アイデアがてんこ盛り。
2人でひとつなのだ!!という気合いを感じるとこで、笑ってしまったくらい。
英国側を2人で殺戮する様はまさに鬼神の如し。
ラーマの圧倒的な存在感に見惚れていたら、ビームが登場!!→!?→♡→にこにこ、といった感じで、感情が大変なことになってしまう。
そしてエンディングね。
大団円で歌って踊って楽しくとありつつ、インド独立の英雄らも登場して、アーリアー・バットさんのお美しさを改めて感じることができる素晴らしいエンディング。
まだまだ書けばあれこれ出てくるけど、面白いなと感じたところはこのへんで。
少し気になったところといえば、あまりにも巨大な完成度と圧力が襲いにくるから暫くたってから感じたこと。
"違和感無さすぎるくらいに物語へ誘導されている"
それだけ物語へ没入できた、お見事な構成だったって証拠じゃねえかって感じなんだけど、これはこうだ!って提示されたものを素直に受け入れている自分に徐々に違和感を感じたという些細なものだけど。
とはいえ、圧倒的な映画体験をしたい!という方がいれば迷わずにおすすめできる大傑作でございました。
まだ観ていないバーフバリ2を観ないと。