歴史上会わなかった2人が手を握り合ったァッ‼︎(パシッ‼︎)ラーマァッ‼︎ビームッ‼︎もしもの英雄譚ッ‼︎
とんでもない作品でした。冒頭から主人公の2人の強さがどれほどのものかが分かる「ラーマ無双」と「グラップラービーム」を見せつけられる。開始十数分なのにこんなのがあと数時間続くの!?と「高姿勢」「高燃費」「高カロリー」という容赦無い感じの3時間があっという間でした。全く胃もたれしません。お話も実在した英雄をもしも会っていたらというイフストーリーにしているので、あり得ないようだけどそれが魅力的で、数奇な物語でした!
インターーーバルッ!!!!
(INTE“RRR”VAL)
また本作の中盤にインド映画ではお馴染みのナートゥダンスの件がありますが、まさか「銀色のおぼん」をあんな使い方をしてからのナートゥダンスが始まるというのは...。巧妙な手口だと思います。あのシーンでは植民地化しようとしているイギリス人と自由を勝ち取ろうと奮闘するインド人、そんな男達が1人の男としてプライドをかけてナトゥーダンスをしていて、植民地化しているのとされているのという関係ではなくなっているように見えました。
ただ、このナトゥーダンスのロケ地が戦争前だったウクライナのキーウだということ。一刻も早くロシアとウクライナが、このシーンのようにお互い武器を取り合った争いではない関係になってほしいですね。偶然とはいえど凄くメッセージ性のあるシーンだと思います。
【2022年映画 ベスト1】