バーフバリを手がけたラージャマウリ監督の最新作。
盛り盛りアクションといい意味でそうはならんやろー！！という展開、王道なんだけどしっかり緻密につくられたストーリーでしか摂取できない栄養ってあるよね…
エンタメとしても最高ながら、過去の歴史や政治にもしっかり焦点を当てている作品で、植民地主義の時代に支配者だった国と被支配者だった国で見方が変わるのかなとか、支配者サイドを演じる俳優はどんな気持ちだったのかな等考えたし、
「バーフバリっぽいド派手なアクション！！」だけでは片付けてはいけない作品だと思った。
そしてインド映画ではおなじみのダンスシーンも、ただ唐突に入るのではなく、西洋中心主義への対抗、主人公ふたりの恋模様と物語に溶け込んでいて見事だったしダンスそのものも迫力満点。ナートゥをご存知か？
シネマシティ立川の極上音響上映も、四方八方から音が飛んでくるのが映画の中にいる気分で最高でした！
