RRRのAoのレビュー・感想・評価

この映画は観終えた後に思わず一緒に観た人と言葉を共有したくなる。「あの描写迫力凄かったね」「流石にあれはやりすぎで面白かった」「ちょっとあそこだけ泣けた」とか。
物語それ自体は、分かりやすい勧善懲悪でいわゆる名画的な面白さは無いのだけれど、上述したような価値がこの映画にはあると思う。文化やエンターテイメントの真髄が人と繋がる部分にあるとするなら、この映画は間違いなく最高の映画だ。