聴きしに勝る。まさか自分にとっての新たなアクションスターがインド人だなんて、こんな日がやって来るとは…細かなとこやリアリティラインが気になってしまう人間なんですけど、それを優に超えるド迫力。映画を観ることの幸福に溢れている。そして何といっても、全ての映画よ、これくらい楽しい幕引きであれ、というエンドロール。そりゃ終わり際スタンディングオーベーションも納得の高揚感で涙腺に来た。あのダンスもトラックから飛び出る様も…顎にくるくらい口あんぐりの連続で…こんな人間がまんまモンスターに見える映画もない…インドという国に対する見方がこんなにも鮮やかに塗り変わるなんて…人口が中国越えて世界一は伊達じゃないのを見せつけられて、しばし呆然…観てる途中で遠山の金さんが目の前でぶわあっとオーバーラップして見えた瞬間があって、そうゆうの呼び起こされるとこも身震いした。
