見せ場につぐ見せ場、何度も笑ってしまった。ナートゥのダンスもよかったし、猛獣パーティ、噴水のホースの舞vs炎の舞が絵としてはまり過ぎていて笑った。それから歌がとても好き。
主人公ふたりは最強で何でもありな映画だけど、とりあえず爆発、ではなくてちゃんと人間を使ってアクションをしている。特に人がぎゅうぎゅうにつまったアクションとか、どれだけ練習したんだ。インド映画といえば踊るやつでしょ！と思っていたら、踊るには踊るだけのわけがあって、ちゃんとストーリーの上で意味を持っているのが嬉しい。この場面で何が起きたら一番楽しいか、を詰め込んだ映画でした。
大英帝国の支配に対する抵抗の歴史を超弩級エンタメに昇華させていて、終始楽しいのだが、エンディングで並ぶ人たちを見て、流されてきた血の重みを考えてしまった。
