個人的な意見になるが、この映画の感想として『面白かった』よりも『楽しかった』と言う方が適切と思った。
ツッコミどころは腐るほどあったが、これはインド映画ならではなんだろうな。
この映画の力強さに圧倒されて、そんな粗い面すら愛おしい。
あんな画・あんなシーンを撮りたいなという欲望を解放しまくっている。
かと言って、大味で雑なアクションの連続ではなく、拘り抜いたオリジナリティに富んだアクションが多く見られた。その辺はマジで凄い。
話も王道で分かりやすいし飽きさせない工夫も感じられた。いや、飽きる暇がないと言うべきか。
これは実はかなり観客に寄り添った親切心に溢れている映画だったのではないだろうか…?
いやあ、すげえわこれ。
公開からだいぶ経ってんのにほぼ満席だもん。