とりそぼろ

RRRのとりそぼろのネタバレレビュー・内容・結末

RRR(2022年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

尿意に勝ったことをひとまずここに記します。

先に評価を書いてしまいますが、アクション・ダンスとしてはRRR、ストーリーの展開としてはバジュランギおじさんと小さな迷子をオススメします。ただ、RRRを見ていると頭がRRRに乗っ取られるのでストーリーなんてどうでもええんや。

以下に感想書いていきます。

舞台は1920年、イギリスの統治下にあったインド。主役は史実上の人物をもとにした二人のインド人。
一方は圧政を敷くインド総督たちから、連れ去られた部族の娘を取り返すべく闘う勇敢な守護者。一方はデモ隊に単身飛び込み、キズだらけになりながらも首謀者を捕まえる勇敢な警察官(しかし、どんな活躍を見せてもブリカス様の差別によって認められない)。
本来なら追う追われるの関係の二人が、互いの立場を知らぬまま列車事故から少年を救い、親友となったが…というところが前半パート(これで一作でも十分満足できる完成度)。

個人的な前半パートの見どころは、虎くんを捕まえるとこのロープ引っ張るやつ(虎よりパワー強いのいかれてるやろ)デモ隊戦や総督邸でのハチャメチャアクション、列車事故時のロープアクション、馬とバイクでほっせー道を駆け抜けるシーン、獣を檻から解き放ち攻め入る襲撃シーン、そしてなんと言ってもダンスバトルのシーン。純粋にダンスを楽しむ女性陣に対し、馬鹿にした様子の男性陣と言う対比が映え、ナートゥが始まってしまてえば人種関係なくナートゥ対決が始まってしまうのがもうとんでもなく楽しい。

なんか後半パート書くの面倒になったのでここらでやめます。とにかく、前半だけでここまで語れるRRRをみんな見て。

後半パートではバイクを片手で振り回す意味わからんインド人見れるから!バイクを足一本で止める意味わからんインド人が見れるから!駿足×百発百中の最強合体して無双する肩車インド人が見れるから!
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