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RRRのiheugoのネタバレレビュー・内容・結末

RRR(2022年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

イギリスの植民地となったインド。イギリス人にとってインド人は褐色で人間以下虫ケラと変わらない。インドで使われる銃弾はイギリスで生産され、7つの海を渡ってイマココにある。そんな銃弾をインド人に無駄に使うな。そんな価値もない。
駐在員の妻は少女が歌いながら手に描いてくれた絵を気に入る。イギリスに帰ってからも同じ体験をしたい妻は、インドの現地のその少女をイギリスに無理やり持ち帰る。
少女の兄は、妹を奪還するため奮闘する。
妹を探す過程で、同じインドでイギリス人から国を奪い返す為、故郷に武器を渡す為にイギリス警察として奮闘する男と親友になる。その男が警察とは知らず、またその警察の男も、警察が敵として探している男だとは知らなかった。
お互いの素性に気づきぶつかる二人だったが、最後には二人力を合わせて本来の敵イギリスと戦うことになる。


日本の戦隊シリーズを見てるようだった。
歌いながら手に絵を描く、それをイギリスに無理やり持ち帰りアクセサリーの様に扱う。
イギリスのパーティで自国の踊りナトゥを披露し盛り上げる。
インド映画を初めて観たが踊りから伝わるエネルギーがすごかった。
日本も日本映画も日本でしかできない独自なものを考えたら何か新しいものが生み出せるのではないかと考えさせられた。
映画館を出た後に世界が変わっている(気がする)そんな映画だった。
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