なんだこれ、映画の常識が覆る。映像が担える新しいエンタメ性ってまだあるんだなと…。
何か一つ褒めるならば監督というしかないか。どの要素をとっても素晴らしい。どうやって撮ったのかわからない、興味深いシーンや圧巻のシーンが盛りだくさん。
がちゃがちゃと濃密に押し込まれた自由な前半（笑ってしまうw）から着実に物語が立ち上がり繋がっていく運びも良かったし、実写との境目がほとんどわからないCG技術、よくわからない独特のカット割やカメラワーク（でも不自然じゃない）、映像の美しさ、アクションやダンス・音楽のレベルの高さとインドの伝統文化、そして俳優陣の演技力。
インド映画の底力おそるべし。
ただまあ、それでも3時間は長い…という理由で★-0.2。
